2018年4月27日金曜日

CDPデイキャンプを実施しました


キャリアデザインプログラムの大きな特徴が、実際に学生が課題に取り組むことで学ぶワークショップを中心にすえた4年一環のキャリア教育です。

1年1期のキャリアデザインワークショップⅠ、2期のキャリアデザインワークショップⅡから、4年生のキャリアデザインワークショップⅦまで少人数によるワークショップ教育を通じて、就業力を高めるカリキュラムを構成しています。

このワークショップでは、単に授業を受け講義を聴くということでなく、学生がグループで課題に取り組むため、グループワークでの学びが重要になります。主体的に参加し、自ら学ぶことがワークショップ型教育の基本。これを体験するイベントとして、4月21日にCDPデイキャンプを実施しました。


前半は昨年度実施した企業体験プログラムであるジョブシャドウイングを紹介し、参加した2年生の体験を話してもらいました。なお昨年度実施したジョブシャドウイングについては、大学Webにて紹介されています。





後半は2年生のファシリテーションによる、 ワークショップを実施しました。ワークショップのファシリテーションを担当した2年生の島尚希君にコメントをもらいました。





私たちキャリアデザインプログラムの1期生は、2期生と交流の一環として4月21日にデイキャンプを開催しました。

2期生への企画としては1番大きな企画だったので準備も春休みから行いました。普段の授業では先生方が考えてくれるアイスブレイクやワークショップの内容を、先生方の意見をもらいながら自分達で試行錯誤を繰り返し検討しました。普段は授業を受ける側の私たちが今回は授業を作る側になるということでとても難しく、1つの授業を作り上げる楽しさと大変さを学びました。

そして当日、開始前にみんなで集まり円陣を組み成功を誓い合った瞬間は、私にとってもみんなにとっても忘れられない瞬間になったと思います。

学生企画が始まり早速準備してきたアイスブレイクが行われました。「私は〇〇です」というテーマで、一人ひとりが自分のことを時間内にグループのメンバーに紹介するというものです。私は司会という立場で全体を見ていましたが、どの班も明るく楽しそうな雰囲気で進んでいました。

次に、1期生がそれぞれのグループに分かれキャリアデザインプログラムで過ごした1年間を話す時間がありました。みんな直前まで「何を話そう」とか「時間持つかな」など不安を口にしていましたが、始まってみたらどの班も話が止まらず時間はあっという間に過ぎていきました。私も話が止まった班に行って話そうと思い話題を考えていましたが、ほとんど出番ありませんでした。

そして、ワークショップの終盤に差し掛かりグループワークの時間となりました。2期生が1期生の話をもとに「CDP生として目指す姿」、「それに向けてやるべきこと解決すべき課題」、「スローガン」を各班が考え発表しました。発表は2期生がおこない、緊張しながらも自分たちの考えた意見をしっかりと話す姿に、さすがキャリアデザインプログラム生だなと頼もしさを感じました。

私は司会という重要な役割を担ったことで時間配分や雰囲気の作り方など、様々なことを学びました。しかし全体を見回す立場として一番印象に残ったのは1期生のみんながとても堂々とたくましく見え、2期生のみんなも受け身ではなく先輩から何かを吸収しようと前のめりでデイキャンプに参加していた姿です。

1期生、2期生、先生方たくさんの人の協力によって開催された初めてのデイキャンプは本当に素晴らしい企画だと思っています。来年、そして再来年とさらにグレードアップしたデイキャンプを開催したいと思います。


2018年4月14日土曜日

履修登録相談会

いよいよ東経大キャリアデザインプログラム(略してCDP)も2期生を迎える春が来ました。
昨年に引き続いて、定員ぴったりの50名の新入生が入学しました。

その2期生を迎えるにあたって、1期生の有志が作る学生団体 TKU Unlimitedの学生たちが履修相談会を実施しました。隣の教室では教員による学習相談が行われ履修の相談を受け付けていますが、こちらでは2年生が1年生の相談にのるという行事です。履修登録期間の4月3日、4日の2日間にわたって実施されました。

 


大学に入ったばかりの新入生が、まず出くわすのがこの履修登録という作業です。履修登録では、今年履修する科目を自分で選び、自分で時間割を作ることになります。しかし高校生や受験生から大学生になったばかりの1年生は、どうやって科目をえらんでいいものやら、ということになりがちです。

特にこのキャリアデザインプログラムでは、1年生では学部を選ばずに入学し、2年生になる際に学部を選ぶという仕組みのため、4学部の学生とは履修の傾向も異なります。そのためCDPを1年間経験済みの2年生の登場というわけです。

この学生による1年生のための履修登録相談会を実施したのは学生団体TKU Unlimited。その代表である加藤美香さんからコメントをもらいましたので、ご紹介します。




入学式の翌日に、CDPの有志の1期生が、2期生を対象にした「履修登録相談会」を行いました。
企画した私たち1期生は入学当初、CDPという新しいプログラムには先輩がおらず、学生生活に不安を抱いていました。特に、時間割作成は、独特の組み方をしなければならないため、とても心細かった記憶があります。
そこで私たちは、CDPの縦の繋がりをもっとしっかりと作りたいと考えました。その繋がりの場であるTKU Unlimitedは、今年新たに2期生を迎えて活動していきます。
企画した相談会は、3つの「学生だから伝えられること」にこだわりを持った企画にしました。
1つ目は、履修した講義の感想や内容をメンバー内で共有し、実際に講義を受けてみた意見を2期生に伝えられるようにしたところです。私たちが履修して感じたことを伝えることに需要があると考えました。
2つ目は、私たちのプロフィールシートを作成したことです。ここには、1年生の時の時間割を記載し、実際の例を見て参考にしてもらえるようにしました。時間割の組み方も人それぞれなので、様々なパターンを提示することで、自分オリジナルの時間割を作れるのかなと考えました。
3つ目は、CDP生の初めての交流の場を作ったところです。冒頭に挙げた「不安」を解消するポイントは、実際の声を聞き、質問できる事です。やはり、実際に経験した人の話は心強いものですから、どうしてもこの相談会には思いがこもりました。
当日は想定以上の新入生に相談に来てもらえました。
やはり、経験談を聞きたいというニーズがあったのだと思います。1期生を増員し、とても活発的な雰囲気の中、無事に終了することが出来ました。また、早期に1期生と2期生が交流できたことにより、TKU Unlimitedの活動がスムーズにも行えるようになりました。
私からのメッセージになりますが、CDPの伝統行事として、これからも学生のアイデアと心のこもった履修登録相談会が続いていけばいいなと思います。

2018年4月5日木曜日

CDPのブログを開設しました

2017年4月に東京経済大学に開設されたキャリアデザインプログラム。

1年遅れにはなりましたが、ブログを開設しました。

少人数によるキャリア教育、1年間社会科学の基礎を学んでからの学部選択、広く社会科学を学ぶことができる学部横断履修制度。3つの特徴をもった東京経済大学キャリアデザインプログラムの今をお伝えしていきます。